しょぼい大学のメリット自分の場合、アメリカの大学生活の中盤は中部テネシー州立大学に在籍していた。まあ、普通に考えればしょぼい大学はしょぼい大学だけあって、施設面などで どうしてもそれなりの大学よりは見劣りするんだけど、でも全てが全てよくない ってわけじゃないとは思う。 まず、学校の規模が大きければとれるクラスの選択肢が多い(特に夏学期)。 アメリカでは最初の2年間は基礎教養科目をメインにとらされるんだけど、 教養科目であれば大学のレベルはそんなに関係ないと思う。 そしてたとえばアメリカ史や基礎の英語クラスは HIS101、 HIS102 や ENG101、 ENG102 のように前半と後半にわかれていて、全てとるには普通の学期だと、まる 1年かかるんだけど(前半と後半で2学期かかる)しょぼい(地元密着型)大学 の場合、働きながら大学に行く人たちの利便性も考慮しているので、夏の間に 一気に前半後半を終わらせてしまえるようになっていることもある。だから前半 後半に分かれているクラスをサマーで一気にとりきってしまえば、(アメ人の学生 みたいに夏に働くなんてことできないし、留学生の場合)後がかなり楽になるはず。 夏学期は先生もすごい勢いでクラスをすすめなきゃいけないから、採点も甘いと いうのがもっぱらのうわさ。あと、学生にとってはものすごい勢いで試験を受け なきゃならないからなかなか大変と思いきや、ついこないだ教わったことがすぐに 試験に出るからテンポさえつかめればかえって楽なようにも思う。 なにはともあれ時間的な部分にしぼって・・・つまりとにかくできるだけ早く 大学を卒業するのを目標にするんだったらまずは大規模なしょぼい大学にいくのも 一つの手かもしれない。普通のセミスターと夏(サマー)に各18単位づつとった としたら、理論上は2年半で卒業できることになる。 実際にはそう簡単にはいかないとは思うけど、クォーター制(1年の学期数が セミスター制より多い)の学校の場合(西海岸に多いらしい)ガンガンクラスを とりまくってさっさと卒業しちゃう人はそれなりに多いらしい。 ←ブログ内フリーページの留学ネタリンク集。 各フリーページの簡単な説明つき。 ブログHOMEに戻る |